尋常性乾癬とは
銀白色の鱗屑(ふけ)をともない浸潤をふれる境界明瞭な紅斑が全身に出ます。大きさ、数、形は様々で、発疹が癒合して大きな病変を作ることもあります。青壮年期に発症することが多く、多発しますが、通常、内臓を侵すことはありません。かゆみは約50%の患者さんにみられます。
爪の変形や関節炎を伴うこともあります。まれに発疹が全身におよぶこともあります。
尋常性乾癬の原因
わかっていません。決してうつりません。
乾癬の患者さんは、発疹を見られるという意味で、周囲からの視線を意識して生活しています。その意味で乾癬は極めて社会的な病気です。この病気がうつらないという情報は極めて重要です。
施術内容
治療方法 | 乾癬の治療は外用療法、内服療法、光線療法(VTRAC)の3つが主なもの。 |
---|
VTRAC
今回導入されたVTRACは従来の治療と違い、病変部のみに照射できる、従来の治療器の1/180の時間で照射が完了するのが特長です。
- 特に有用と思われる疾患
-
- 尋常性白斑(はくはん)
- 尋常性乾癬(かんせん)
- 掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
- 扁平苔癬
- 類乾癬
- 菌状息肉症
- 皮膚T細胞リンパ腫
- 円形脱毛症
- 結節性痒疹
- アトピー性皮膚炎
- 日光蕁麻疹
- 毛孔性紅色粃糠疹 等