多汗症とは
多汗症は必要以上に多くの汗をかく病気のことです。
人は暑い時や運動した時、食事の時などに上昇した体温を調節するために汗をかきます。これは自然なことで人にとっては生理現象の一つですが、多汗症の方の場合は体温調節の必要がない時に大量に汗をかくという特徴があります。
多汗症は体全身に汗をかく全身多汗症と、体の一部分だけに汗をかく局所性多汗症の2種類があります。
多汗症の原因
全身多汗症の原因としては、急性リウマチ、結核、婦人病、更年期障害などによってホルモンのバランスが大きく乱れることが挙げられます。そして、局所性多汗症は手のひら、足の裏、頭部、わきの下など局所に汗をかくという特徴があります。
全身多汗症の原因
病気が原因で起こるもの
その一つに甲状腺機能亢進症があります。甲状腺機能亢進症とは、バセドウ病とも呼ばれており、発病の割合としては男性1に対し女性4の割合で女性の方が多く、特に20~30代の方に多くみられます。甲状腺機能亢進症の症状としては、動悸、不眠、疲労感など体全身に様々な症状があらわれます。甲状腺機能亢進症になると甲状腺ホルモンが増加して全身に発汗が起き、そのため多汗症の症状があらわれるのです。
そのひとつに自律神経失調症というものがあります。人間の体は、交感神経と副交感神経の働きで神経のバランスを取りながら健康を保っています。何らかの原因で交感神経と副交感神経の働きが正常でなくなると、過剰な緊張状態が続いたり、倦怠感でやる気が出なくなったりします。このような症状が続くと自律神経失調症を引き起こします。多汗症の特徴として、緊張したときに発汗を促す交感神経が敏感になるために多くの汗をかいてしまうので、自律神経が正常に働かないと神経のバランスが崩れ、普通に交感神経が活動しただけで多量の汗をかいてしまうということになります。
全身多汗症の原因
局所性多汗症の原因は、精神的に緊張したためのストレスにより自律神経のバランスが乱れるためだといわれています。緊張した時に発汗を促すための交感神経が敏感な方ほど、多くの汗をかくという多汗症の特徴があるようです。
施術内容
薬剤、注射による施術
制汗剤の内服・外用 | |
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治療方法 | 内服薬(保健適用)と自家製外用薬を処方します。 |
ボトックス注射 | |
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治療方法 |
しわを生み出すもととなる筋肉にボツリヌス毒素製剤を注射し、表情筋の働きを鈍らせ表情じわの発生を抑えまする治療法です。 表情の変化によって日々深く刻まれていく“表情じわ”の形成を抑えます。 |
治療にかかる時間 | 注入時間は10分程度。 |
持続期間 | 注射後1~10日で効果があらわれ、その後3~6ヶ月ほど持続。人によっては1年くらい持続。 |
備考 | 処置後6時間以降は洗顔・化粧も可能 |
機械による施術
スーパーライザーPX 機械詳細 | |
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治療方法 |
ストレスによる自律神経の血管収縮がもたらす様々な痛み、体の変調を和らげる為に、当院ではのどの一箇所に照射します。 (星状神経節近傍照射) |
治療にかかる時間 | 5分程度 |
備考 |