しみが気になる

表面化した気になる「しみ」。消して心も肌も明るく。

歳を重ねていくほど気になるのが、肌年齢についての様々な悩みです。
その中でも「しみ」に関する悩みを抱えていらっしゃる方は多いと思います。
一般的に「しみ」と呼ばれるものには種類があり、表面化する原因も様々です。


加歳に伴って表面化し顔だけでなく体の至る所に出るのは「老人性色素斑」女性ホルモンの影響と考えられ妊娠すると生じやすいとされる「肝斑」、思春期から20代に生じ、体質や遺伝によるケースが多い「雀卵斑(そばかす)」、真皮(皮膚の深い層)にメラノサイトが増える事が原因とされる「真皮メラノサイトーシス」などがあります。
しみは加齢や日焼けによる原因だけでなく、女性ホルモンのバランスが崩れたり、ストレスが起因であるとも言われます。
しみを濃くしない為にも、表面化した「しみ」は治療により軽減し、表面化する前のしみには日常で予防する対策を取りましょう。

しみの種類

  • 老人性色素班
  • 肝班

    額からこめかみ、目の下、ほほ骨やエラの上などに現れる。

  • 雀卵斑(そばかす)
  • 真皮メラノサイトーシス(深在性メラノーシス)

    目の下のクマっぽい表情が現れる。

日常できる予防法

  • 帽子や日傘等で紫外線対策
  • 日焼け止めクリームはこまめに再塗布
  • 偏食せず、バランスの良い食生活
  • ビタミンB、C、Eやミネラルを豊富に含む食品の摂取

施術内容

老人性色素斑

機械による施術

QスイッチYAGレーザー(波長532nm) 機械詳細
治療方法 レーザー光線が皮膚表面を透過し「しみ・ほくろ・あざ」の異常な色素細胞のみを熱で破壊します。
治療にかかる時間 数分
治療経過 照射後、一時的に濃くなったように見えることがありますが、1~2週間後以降、かさぶた様になって徐々にはがれ落ち、新しい皮膚に生まれ変わります。
備考 照射後は、肌色のテープによる保護が必要。
メイクはその上からなら可能。施術後3ヶ月ほどは、紫外線の影響を受けやすくなっていますので、日焼け止め対策をしっかりと行って頂きます。
IPLスーパーフォトセラピー 機械詳細
治療方法 光をメラニンや毛細血管などに当てるとトラブルの部分にのみにダメージを与えることができます。
この作用によって、コラーゲンなどのお肌に有効な成分を作り出す繊維芽細胞の働きが活性化され、内側から自然に美しい肌がつくりあげられます。
治療にかかる時間 15分~20分程度
治療のめやす 3週間に1回の施術を5回継続
備考 処置後すぐに洗顔やメークが可能

肝斑

薬剤、注射による施術

ビタミンCE・トラネキサム酸・Lシステイン内服
ビタミンC 抗酸化。メラニン色素抑制
ビタミンE 抗酸化。血行促進
トラネキサム酸 メラニンの生成を押さえ肌のきめを整えます。
Lシステイン メラニンの生成をコントロールします。
ハイドロキノン外用
治療方法 しみの原因であるメラニン色素を合成する酵素の働きを弱め、さらにメラニン色素を作る細胞(メラノサイト)の数を少なくする作用があります。現在あるしみを薄くし、更に、しみを予防する働きもあります。

機械による施術

乳酸ピーリング
治療方法 角質層のセラミド量を増加し、皮膚の弾力性を高め、保湿やしわを抑制する効果があります。
治療にかかる時間 15分~20分程度
治療のめやす 2週間に1回の施術を5回継続
備考 処置後すぐに洗顔やメークが可能
IPLスーパーフォトセラピー 機械詳細
治療方法 光をメラニンや毛細血管などに当てるとトラブルの部分にのみにダメージを与えることができます。
この作用によって、コラーゲンなどのお肌に有効な成分を作り出す繊維芽細胞の働きが活性化され、内側から自然に美しい肌がつくりあげられます。
治療にかかる時間 30分程度
治療のめやす 3週間に1回の施術を5回継続
備考 処置後すぐに洗顔やメークが可能
フラクショナルレーザー ラックス1540XD 機械詳細
治療方法 レンズの凹凸部分を細かく深くレーザーを照射することにより、より安全に深くレーザーを到達させ、皮膚を少しずつ新しい皮膚に生まれ変わらせて若々しい肌に再生。
皮膚へのダメージが少なくデリケートな手や首への照射も可能です。
治療にかかる時間 全顔なら20分、手・首なら10分程度。
治療のめやす 3~4週間の間隔で、4~5回程度の治療を行うのがベスト。
備考 処置後すぐに洗顔やメークが可能です。
レーザートーニング 機械詳細
治療方法 QスイッチYAGレーザー(1064mm)による低出力での照射を複数回行います。
治療にかかる時間 30分くらい
治療のめやす 1クール 5~8回
備考 これまで肝斑にレーザー治療は禁忌とされてきましたが、現在その肝斑への画期的な治療法として、“レーザートーニング”は非常に注目されている治療法です。
肝斑のほかにも、ひらいた毛穴やくすみにも効果的で、治療後は肌がツルツルになると多くの方が実感しています。 また、当皮膚科で使用する“レーザートーニング”用QスイッチYAGレーザーは、HOYA Con Bio社の最新式QスイッチYAGレーザーMedlite C6 Laserです。

雀卵斑(そばかす)

薬剤、注射による施術

ハイドロキノン外用
治療方法 しみの原因であるメラニン色素を合成する酵素の働きを弱め、さらにメラニン色素を作る細胞(メラノサイト)の数を少なくする作用があります。現在あるしみを薄くし、更に、しみを予防する働きもあります。

機械による施術

乳酸ピーリング
治療方法 角質層のセラミド量を増加し、皮膚の弾力性を高め、保湿やしわを抑制する効果があります。
治療にかかる時間 15分~20分程度
治療のめやす 2週間に1回の施術を5回継続
備考 処置後すぐに洗顔やメークが可能
IPLスーパーフォトセラピー 機械詳細
治療方法 光をメラニンや毛細血管などに当てるとトラブルの部分にのみにダメージを与えることができます。
この作用によって、コラーゲンなどのお肌に有効な成分を作り出す繊維芽細胞の働きが活性化され、内側から自然に美しい肌がつくりあげられます。
治療にかかる時間 30分程度
治療のめやす 3週間に1回の施術を5回継続
備考 処置後すぐに洗顔やメークが可能
QスイッチYAGレーザー(波長532nm) 機械詳細
治療方法 表皮~真皮層に対して波長532nmのレーザーを照射します。
治療にかかる時間 30分位
治療のめやす 照射翌日には表皮が濁色で点状のかさぶたができますが5~6日で自然にはがれおちて上皮化します。
備考 2ヵ月に1回くらいの治療で1~2回の施術

真皮メラノサイトーシス(深在性メラノーシス)

薬剤、注射による施術

ハイドロキノン外用
治療方法 しみ/シミの原因であるメラニン色素を合成する酵素の働きを弱め、さらにメラニン色素を作る細胞(メラノサイト)の数を少なくする作用があります。現在あるしみ/シミを薄くし、更に、しみ/シミを予防する働きもあります。

機械による施術

QスイッチYAGレーザー(波長1064nm) 機械詳細
治療方法 表皮下真皮のメラニンに対して波長1064nmのレーザーを照射します。
治療にかかる時間 20分くらい
治療のめやす 当日から翌日まで赤みがのこることがあります。
備考 2ヵ月に1回くらいの治療で6~8回の治療が必要です。

QスイッチYAGレーザー

毛穴や皮膚の洗浄後に粒子の細かい墨を塗りこみ、レーザー光線を特殊な方法で数回照射します。マックスピールは黒い色に反応し、光を熱に変換し毛穴を熱収縮します。その結果毛穴の開きを改善します。波長の長いレーザーなので真皮層にも効果が届きコラーゲン生産向上などリフトアップ効果もあります。
また、MedLite C6(左写真)は肝斑の新しい治療法である、レーザートーニングに使用され、これまでレーザー治療は禁忌とされてきた肝斑への画期的な治療法として注目されてます。

IPLスーパーフォトセラピー

さまざまな波長の光を同時に照射することが可能。そのため、メラニン疾患を対象に治療した結果として、メラニンへの作用以外にも、コラーゲンの増殖による肌へのハリやツヤ、シワが目立たなくなるなどの幅広い効果が期待できます。
IPLスーパーフォトセラピーは1照射に長いパルス幅(照射時間)を採用している為、メラニン等のターゲットにマイルドに熱吸収され、皮膚内部でのダメージが少なく、その安全性の高さも大きな特徴です。

フラクショナルレーザー ラックス1540XD

フラクショナルレーザー ラックス1540XDは、傷跡・ニキビ跡・シワ・たるみの治療ができるノンアブレイティブ・フラクショナルレーザーの一種です。
レンズの凹凸部分を細かく深くレーザーを照射することにより、より安全に深くレーザーを到達させ、皮膚を少しずつ新しい皮膚に生まれ変わらせて治療できるのが特徴です。